ちいさな世界でみる、大きな夢

まだまだ謎の多い、夢、についてと、美しい光景。

桜並木を思い出しながら書いたけど、実際の今の天気は、、吹雪🌨️でして。

今週のお題「桜」
住んでた頃は
それが当たり前だと思っていた、
歩いて三十分くらいのところにある
展勝地、桜並木🌸
そして、その並木の手前には
滔々と流れる北上川
あの川や桜のことは、
花巻で生まれ育った
宮澤賢治
知っていただろうか。
見ただろうか。

幼い頃、商売をしていた我が家では
ゆっくり桜を眺めに行く、などということは
滅多になくて、行くとすれば店を開ける前の早朝だった。
東北岩手のこと、桜の季節とはいえ
桜の時季は、まだまだ寒く、特に朝などは、冬の名残かと思うほどの気温の低さだった。
、、まだ自家用車など所有していたなかったあの頃、展勝地までは、どうやって行ったのか、全く思い出せない。でも、気づけば自分は、父や母、そして2つ違いの兄と四人、横並びになり、あの、川沿いの、二キロ近く続く桜並木を端から端まで歩いた。今から半世紀以上も前のことだが、すでに、桜は相当年老いていたのではなかったか。
幼い頃は、あれほど見事な桜を見ても特に感動するでもなく、ただ父と母が喜びながら桜を見上げているのを見ているのが嬉しかった気がする。普段、喧嘩が絶えなかった二人は、展勝地の桜並木を歩いている時には、とても仲が良かったようにみえたのだ。f:id:jamjamadam1717114:20190402062026j:plain 続く